こんにちは!院長の宮川です。ゴールデンウイークも終わり、暑くなってきましたね。寒暖差が大きかった日が続き、体調を崩された方もいらっしゃったのではないでしょうか?
急に夏の日差しになりましたが、これからは紫外線が強いので日焼けには注意をしましょう。妊娠すると肌の状態は変化します。今まで使っていた化粧品が合わなくなったり、行きつけの美容院のパーマ液でかぶれたり、いろいろなお肌のトラブルがおきやすくなります。外来でも紫外線によるお肌のトラブルを何人かの方が訴えていらっしゃいます。外出時にはあまり肌を露出せず、日傘を使ったり、大き目の帽子を被ったりして紫外線にあたらないようにしましょう。日焼け止めクリームも有効ですが、日焼け止めクリームが肌に合わないこともありますので自分に合ったクリームを選ぶことが大切です。土地柄、海に遊びに行く方も多いのですが、紫外線対策は忘れないでください。
それからもう1つ注意しなければならないのが熱中症です。適切な水分補給は妊婦さんでも大切です。つわりがひどくて水分が十分に摂取できなかったり、トイレが近くなるからとあまり水分を摂らなかったりすると熱中症になることがあります。特につわりの時期は水分をとっても何回も吐いてしまうと、脱水になり、電解質が失われ、熱中症になりやすくなります。水分が十分に口から取れない場合は点滴をする方法もありますので、気軽にスタッフにご相談ください。脱水は熱中症のみならず血栓症といって血が固まりやすい状態を引き起こすことがあるので危険です。
さあ、これから夏がやってきます。紫外線対策・熱中症対策をしっかり行ってください。